在宅学習 建築科2年 建築法規A  4/16

  建築法規Aを担当する 髙橋 完実(まさみ)です。

後期の建築法規Bと共に1年を通して授業を担当します。

「建築法規」では建築の法律である「建築基準法」の内容を学びます。

これを学ぶことによって建物の中で当たり前に思っていることや街並み等がこの法律に関連していることを知ることになります。

この授業の為に購入してもらった緑色の「建築関係法令集」に建築基準法が書かれていますが、これをすんなりと読める人はそうそういないと思います。(読めて理解できる人は、この授業のハードルが半分以下になりますが・・・)

法律の本というものは一般人には読みにくい内容となっています。

そこで、それを少しでも読みやすく理解しやすくしているのが教科書「やさしい建築法規」です。今回の授業ではこの教科書をメインに使って説明をしていきます。

まずは、皆さんに「建築基準法」とは何か、そしてどういった内容が書かれているのかを「知ってもらう」ことに重きを置いた授業を行っていきます。

「建築関係法令集」は全く使わないわけではありませんし、この中から例題もいくつか使っていきたいと思っています。

またこの「建築関係法令集」の大きな特徴としては、この本は来年受験してくれるであろう「2級建築士試験」の試験会場に持ち込むことができます!

つまり「2級建築士試験」の中の「法規」という試験中には、この法令集を取り出して見ることが出来るのです!

この「建築関係法令集」には建築基準法の全てが書いてあるので、言い換えれば試験問題の「答え」を見ながら回答していくことが出来るのです!

ただ、文字ばっかりのこの法令集のどこにその「答え」が書いてあるかは、ぱっと見では分かりません。

そこで、事前に学生の皆さんにお願いしたいのが「建築関係法令集」のインデックスと線引きです。

「建築関係法令集」の中に1枚の「ハガキ」が入っていると思います。

この「ハガキ」はこの書籍を発行する「総合資格学院」という所に送るハガキで、これを送ると、「総合資格学院」から「インデックスシール」と「アンダーラインの引き方見本」というものが送られてきます。これを使って法令集にインデックスシールを貼り、アンダーラインを引くと、見違えるように見やすくなります。あくまで見やすくですが。

これを皆さんに事前に行っていただきたいのです。

ただし、この「ハガキ」を送ると「総合資格学院」より連絡があり、学院が開校する2級建築士試験講座への勧誘がありますが、上手に対応していただき、インデックスシールとアンダーラインの引き方見本を送ってもらってください。

これを授業が始まる前に事前に各自でお願いします。

また、教科書の内容については、施工と同じように定期的に問題等を配布して取り組んでいただきたいと思っています。

教科書については、「もくじ」の「1.はじめに」「2.建築基準法の基本定義」「3.建築基準法に係る手続き」「4.建築基準法の一部が適用されない建築物」の範囲です。

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