工業専門課程2年制 夜間
最短で、建築士(一級、二級、木造)受験資格。
社会人や大学生、さまざまな人が在籍、基礎から建築を学ぶ。
(卒業設計発表会)
- 建築の基礎をきっちり学ぶ
- 理系のみならず文系の方も多く在籍
- 卒業後すぐ、一級建築士・二級建築士・木造建築士を受験することができます。
- 卒業後実務経験0年で二級建築士・木造建築士の免許登録、卒業後実務経験4年で、一級建築士の免許登録をすることができます。
- 授業は夕方6:20から
- 対面授業と遠隔授業を併用(一部科目は対面授業のみ)していて働いている人も学びやすい。
- 授業の基本は、計画・法規・構造・施工・設計製図など、建築士・施工管理技士の受験資格のための基礎的な科目
- 受験対策は卒業後の二級建築士講座(夜間)で
- 社会で即戦力となるようCADの演習も充実
- 加えて伝統建築、そして木造建築を学ぶ(これから注目される分野)
- 町家の改修などユニークな課題
- さらに学びたい人のための伝統建築研究科
- 概要(スタディサプリのページ、京都建築専門学校HPから離れます)
(参考)「社会人の方へ」
■さまざまな人が学んでいます
建築科二部は夜間の授業なので、さまざまな人が学んでいます。正規社員やアルバイトで働いている人はもちろんのこと、工務店や設計事務所のあとつぎの方、大学生や大学院生、主婦、NPO活動に参加している人など、さまざまです。
その経歴も多様です。大学や大学院を出た人、建築関連の職業の人、建築と全く違う職業の人など広範におよびます。
また年齢層は年によって違いますが、平均して20代の方が多く、30代や40代、そして年によってですが50代や60代の方も在籍していることもあります。
社会人学生の主な職業(建築関連):建設会社(工務店)経営者(跡継ぎ)および社員、設計事務所所員、大工、左官、屋根職、建築設備業(電気・水道)、造園業(庭師)、不動産会社社員、材木・製材会社、建築金物、石材、林業、インテリアデザイナー、CADデザイナー、家具職人など
目的は、建築関係では仕事の基礎を学びたい、仕事の幅を広げたい、建築士の資格を取りたい人が多いですが、他の業種からは建築関連の職業に就きたい人、大学で造園や土木、まちづくりや地域再生などを学んでいて知識の幅を広げたい人、役所や会社の営繕にいてもう少し詳しく建築を学びたい人、あるいは第二の人生のため、という方もいらっしゃいます。
ほかには大学や高校などの学校教員、地方公務員、弁護士、会計士、消防士、グラフィックデザイナーなど、じつに多彩な人たちが、これまで在籍していました。
ダブルスクール実績
京都大学大学院、京都大学、同志社大学、立命館大学、京都産業大学、龍谷大学、京都女子大学、同志社女子大学 など |
■仕事が忙しく、しかし早く資格を取りたい方へ
建築科二部では、建築科と同じく、最短距離で国家試験である建築士の受験資格が得られます。
特に現在仕事をされている人、2年間、夕方からの講義を受講(所定の科目)し、卒業するとその年に、実務経験なしで一級建築士や二級建築士や木造建築士を受験することができます。
一級建築士試験を合格し、卒業後実務経験4年を経ると、一級建築士の免許登録が可能となります。
(二級建築士・木造建築士は、合格後実務経験なしで免許登録可能)
二部では仕事を持っている人のほか、さまざまな状況のもとで学んでいる人を対象としていますので、設計課題など、最低限必要な図面と、時間があって将来に設計の仕事を行いたい人に対しての要求図面をかえるなどして、それぞれの学びに応じた対応を行っています。
■設計を行いたい方へ
建築士の資格は大切です。なるべく早く資格を取得して下さい。できれば実務経験を重ねて一級建築士にもチャレンジして下さい。
もちろん、より魅力的な建築を目指すためには、資格のみならず、実力を磨くことも忘れてはなりません。
特に学びはじめの頃は、より深く考えれば考えるほど、より線を引けば引くほど、力は確実についていきます。ぜひ可能なかぎり積極的に取り組んで下さい。その力はいつか実を結ぶことでしょう。
■現場をまとめる仕事(施工管理)を行いたい方へ
設計の仕事と現場の職人さんとを結びつける仕事、それが施工管理の仕事です。建築の仕事では、肝心かなめの立場です。よい建築になるかどうかの重要な役割を担っています。
本校では在学中に2級建築施工管理技士の学科試験を、2年以上の実務経験で実地試験を受験できます。是非頑張って資格を取って、優れた建築を造って下さい。
特に二部では実際の施工管理を行っている人も在籍していて*、一緒に学べます。おもしろさや大変さ、まさに現場の声を聞くこともできます。
(* もちろん年によって違います。毎年、多数の方が在籍していますが、いない時もあるかもしれません)
■伝統について深く学びたい方へ
伝統とは単に過去のものではありません。正確に言うと、過去のものでもあり、現在から未来へとつながっていくものでもあります。今、伝統そして木造が建築界で注目されています。昭和時代頃はインターナショナルな建築、言い換えるなら無国籍な目新しい建築が注目されていました。しかし現代は地域性や環境が注目される時代となり、そこであらためて伝統建築や木造建築に備わっている地域や環境に対する考え方が見直されるようになりました。町家や民家のリノベーションなどのように古い建物に関わる仕事も多くなっており、あるいは新しい建築においても、伝統イメージを重視する仕事が増加しています。
建築科二部においても、日本建築の基礎や木構造、町家の改修の課題などがあり、伝統や木造に関することを学びます。一方、建築科と比較して、カリキュラムにおいては、建築の工学的基礎科目(建築士受験にかかわる科目)に相当する時間が、割合として多くなっています。したがって、伝統や木造についてさらに学びたい方は、2年間の基礎の学習を終えたあと、二級建築士の受験を経て、卒業後の秋から、伝統建築研究科(夜間・週1日)で学ぶことをおすすめします。
活躍する卒業生(京都建築専門学校ブログ)