今日、すばらしい建築がつぎつぎに生み出され、私たちの目を楽しませてくれます.
一方で,町家などの古くからの民家や寺社建築にもつよく心ひかれます.とりわけ京都は歴史的な建築や伝統の生活文化がまだ色濃く生きていて、その深さや厚みの中で感性とこころが育てられます.
本校では,伝統的な建築や生活文化を見、知識を得て、親しみながら、その成り立ちを学び、将来の設計やものづくりに生かして欲しいと考えています.
伝統を学ぶ授業:日本建築史、伝統建築演習1・2、建築概論、伝統構法、建築研究
ゼミ:町家ゼミ、和の空間デザインゼミ、規矩術ゼミなど
別科・サークル:伝統建築研究科、よしやまち町家研究室、お茶部、お花部、上方探索倶楽部
本校では資格の取得に備え、建築を基礎から学びます。加え、建築はどうあるべきか、建築とは何かを考えることも大切にしています
建築は様々な技術や知識と努力によって成り立ちます。それらを学ぶことは基本です。けれど「基礎」とは、それだけでしょうか?
京都には、ほんものがある。その「ほんもの」の持つ意味とは?
伝統的な建築とその背景となる暮らしの文化にも親しみ、将来のものづくりに生かします
伝統的な建築をきちんと科学的に評価してみましょう
日本には優れた木の文化があります。本校では専門学校であることを生かし、独自に木を学びます
毎年夏には、自然豊かな山里で地域の人たちのご協力を得て、「木匠塾」という合宿木工活動を行っています