日本はその国土の多くが森林であり、それに見合う優れた木の文化があります。
本校では専門学校であることを生かし、独自に木を学びます。
木を学ぶには、木に触れ、木でものをつくってみるのが一番。自分の身体で木を知ることです。
本校では、建築科1年生は全員が木工基礎実習で基本的な道具の使い方、継手・仕口の刻みを体験し、夏休み中の木匠塾活動では山間地に合宿、林業家たちと交流しながら、実際に山の木を用いて制作をおこないます。
とくに大工を希望する学生に向けて、ベテラン棟梁の指導による木工ゼミ、規矩術ゼミ、卒業制作木工コースを用意しています。
また、椅子をデザインして制作する実習ゼミもあります。自分でこしらえた椅子に初めて腰掛けたときの感動をぜひ。