今日の建築概論ミニレクチャーは奈良の建築家、岩城由里子さん。昨年に引き続き、ご自作の作品を通して、設計への思いを語っていただきました。
学生たちの感想文にも、「微笑みを絶やさず楽しそうに語る岩城さんに惹かれました」と幾人かが書いていました。
「天井を低めにしています」と語る岩城さん。いつも天井は吉野杉の赤味板。すっきり見得るように心を配ってますね。開口部の大きさにもこだわりが。
最近竣工した「生駒の家」外観。予定になかった窓の手すりをつけることにしたと。なかなか効いています。学生たちも頷いていましたね。
スタディは外観模型と内観パース。いつもスケッチアップのさらりとした表現に感心します。
学生君たちも大いに見倣ってほしいな。こんな素晴らしい建築設計士さんばかりなら、どんなにかいい国になるだろうにね。
忙しい中、お話いただき、ありがとうございました。(さの)