昨年からの懸案であった千本釈迦堂の小屋組模型台の製作にいよいよ着手です。
今年の木工チームから精鋭の2人、2月3月と町家の出格子を修繕していた2人、
ツルタ君とニシモリ君が製作に当たります。指導を石田棟梁にお願いしました。
第1回(3/23)は打ち合わせと作業及び材料の確認を行いました。
第2回(4/2) しっかり1/2のスケールで製作図面を描いて、寸法をチェック。
第3回(4/3)石田棟梁の提案で、本番前に練習をすることに。
まずはノミがダメだと、ノミ研ぎからスタート。墨付けを行い、桁と梁、柱との仕口をつくってみます。
夕方には出来上がりました。まずまずの出来です。1月頃の木工ゼミの頃よりもずっといいですが、欲を言えば、大入れにちょっとだけ隙間がありますね。本番ではもうちょっと精度をあげよう。ほぞはちょっと先が出るくらいにして、割楔を仕込み、最後に削り落としましょう。
第4日(4/4)組みあがった接合部から、実際の材の寸法を確認します。大入れを3mmに落とすことにしました。面は1分(3mm)。
大入れの分だけ、1分面が切れてしまいますが、よいことにしようと。棟梁に直に指導してもらえて、2人は大喜びです。
さて、図面を修正して、明日から本番です。よろしく!
(さの)