16代目堀川茶室2024 建築日誌−5 学園祭恒例のお餅つき@よしやまち町家校舎 11月3日

11月3日、お餅つきです。昨夕から餅米を洗って水に浸けておいたので、まずお湯を沸かし、蒸籠でおよそ40分蒸します。

作業場を片付けてお掃除、石臼を引っ張り出して、さあ、つきます。ほとんどみんなやったことがないので、教えながらのお餅つき。この日は4臼搗きました。

最初の臼は丸めて白餅に。ちょっと大きめのお鏡さんも丸めます。

だんだん人数が多くなってきます。保護者の方や卒業生たちも加わってわいわい声を掛け合いながら搗くのが楽しいですね。

2臼目は餡餅。みんな1個ずつ食べてよろしい!!搗き立てのお餅は美味しいのです。

お鏡さんは町家の床間に。

大根餅、海苔巻き餅、納豆餅。この餅米は京北の農家さんのもので、その稲藁で堀川茶室の屋根を葺いています。納豆餅は京北の伝統で、納豆に砂糖をまぶして餅で包み(これを花びら餅と呼んでいます)、きな粉をまぶしています。みなさん喜んで召し上がっていただき、一番先になくなってしまいました。

みんなでお昼にお餅をいただきます。

途中で全員、簡単な自己紹介を。卒業生がお世話になっている工務店の方、いろんな年代の卒業生、歴代のお茶部部長などが参加していました。みなさんご参加ありがとう。

食べたら、さっそく堀川茶室に参りましょう!

(さの)