卒展2024   準備風景と1日目から        2025年2月15日

2024年度卒業制作展の報告です。

2月14日、学生教職員みんなで準備作業を行いました。会場は左京区の植物園の東隣にある京都府立歴彩館です。

 

昨年と同様、シナベニア合板をクリップで繋いで自立型展示パネルを作成、机で押さえて模型などを陳列します。

手前左はお茶部員によるお茶室です。去年は竹のドームでしたが、今年はかつてのフレームを用いて和紙を貼って空間をこしらえるのだとか。

これは池井先生の都市空間計画ゼミの作品で、8人同じ地域でそれぞれの建物を計画設計しています。

これは中田先生の木造住宅設計ゼミの作品、6名がそれぞれの住宅を提案しています。

夜間二部では今年は4名がエントリー、昼間とは違った自由な発想の建築作品が展示されています。

これは桐浴先生の数寄屋茶室建築ゼミで、現存するお茶室をCADで描くというものです。

これは大工組、京北森林組合倉庫新築工事の後半を紹介しています。京都府ウッディコンテスト、京都府木材利用推進「京の木の家づくり賞」などをいただきました。

多田先生指導の町家改修ゼミの報告です。

山口棟梁指導の奥出雲チームの報告展示です。

お茶室の制作風景です。和紙を貼るのがなかなかたいへんな様子。がんばってね。

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2月15日

「なんとかできました!」とお茶部員たちが元気良い。どれどれ、中を拝見しよう。

躙口から覗いてみると、おお、いいじゃない!正面に色の違う和紙を貼ったんだね。横に入れた見切縁も生きているよ。おつかれさま!

   

ほどなく、オランダからJikkeさんたちが登場、さっそく奥出雲チームの展示を。大喜びのJikkeさん。よかったね。

  

さっそく奥出雲のお客さんたちにお茶室に入っていただき、相馬さんによるお茶席を。Jikkeさん、なにやら閃いたようす。

展示場の一角でミーティング。関西EXPO オランダ館での奥出雲仁王プロジェクトのイベントについて話し合います。10月1日に重要なイベントがあり、そこでBlue Nioh の発表をするのだとか。Jikkeさん、会場に仁王門の柱を立てて、お茶室をつくりたいと。とても面白そうだけれども、果たして管理の厳しい万博会場で可能かどうか、これから提案、検討してもらおうと。

午後、万博オランダ館のプロデューサーさんがやって来た。まずはお茶席に。床にミャクミャクがありますよ。

全員で記念写真。万博会場と奥出雲とアムステルダムを同時に繋ぐという仁王プロジェクトイベントが成功しますように!

明日16日日曜日はいよいよ大ホールにて発表会です。お楽しみに。

(SANO)