何と爽やかな日!午後に伝統建築研究科の専門講座受講生のみなさんと現場の調査に。場所はおなじみの鞠小路の長屋です。ここでどんな活用の絵が描けるか、各自にイメージしてもらい、実際に計画案をプレゼンしてもらいます。
ぼろぼろの現場に驚くみなさん。でも、たいていの場合、同じようなものです。これが人の手によって整えられ、魅力的な空間になっていくところをご覧あれ。
近所のカフェにて歓談。ここは昔、僕がデザインしたお店。気取らない日常の馴れた空間をつくったのだけれども、もっとその時その時に関わった人たちの愛情の蓄積が匂い輝き出るように磨き込んで欲しいな。長屋もそうだけれども、何かデザインならぬデザインがあるはずだ。それを追い求めたい。(さの)