２月１４日、魚谷先生の指導のもと、頑張ってきた４名のゼミ生の発表会の様子を紹介します。
よしやまち町家にて準備中の学生たち
前半は神社や寺などを実際に見て、そこに見えてくる空間構成について報告するというものです。東山東福寺、八瀬蓮華寺、東山青蓮院などで感じられた空間構成、意匠についての報告に対して、朽木、池井、田所、魚谷各先生方によるコメント、意見交換がありました。
後半は、「１人および１０人のための休憩所」を京都市の中心部街中に設計せよという課題で練ってきた作品について報告です。
これはKK君の作品「屋上の特権」。ビルに囲まれた敷地に、小さな屋上のある建造物を１０人用の広場を中心に周囲に高くして１人用の屋上休憩空間を別のものとしています。迷路状の狭い階段路地で自分が目指す屋上空間に向かいます。できるだけ自然なばらつきを工夫した点が評価され、また問題にされました。