親子の土壁教室・イベント当日  8月17日

今年の土壁教室(日本建築学会近畿支部、京都府左官専修学院、本校共催)はお盆明けの17日、超大型の台風10号が日本海に抜けて、さっぱりと晴れ上がった日でした。今年で17年目、大勢の参加がありました。最近は2、3組のリピーターの方もおられ、嬉しいことです。

よしやまち町家で集合、自己紹介と説明の後、本校舎の会場に向かいます。

まずは竹小舞編みです。誰も最初は要領がつかめずゆっくりですが、途中からどんどん進みます。1時間ほどで終了です。

午前の部を終えて、町家に戻り、ご飯です。この日は手製のカレーを皆で食べました。子どもたちのお代わりを入れて55人分のカレーはたちまちなくなりました。デザートの杏仁豆腐ゼリーもするっとお腹に消えてしまいました。

簡単な町家見学の後、午後は荒壁塗りです。いつものように、会場には笑顔がいっぱい。みんな泥が好きなんです。

今年はいいペースで塗り進んで、裏塗りもやってしまいました。子どもたちだけではなく、スタッフも塗ります。

道具をみんなで洗ったところで、佐伯棟梁の中土仕上げ塗りを見学します。みんな固唾を飲んで見守ります。塗り終わって緊張感が解ける瞬間をみんな味わいましたね。棟梁、ありがとうございます!

全員で記念写真。みんな晴れやかな表情です。

町家にてみんなで感想を。子どもたちに「ちびっこ親方認定証」を授与。初回からのシリアルナンバーも196になりました。

みなさん、長い時間、お疲れ様でした。みなさんの楽しかったという言葉が何より。建築学会の先生方、棟梁、スタッフの学生たちに心から感謝です。ありがとうございました。(さの)