茶園小屋建設−23 竹小舞かき体験イベント 11月14日

11月8日の瓦葺き体験に続いて、土壁の下地となる竹小舞かき体験。次回の荒壁塗り体験との2回は宇治市と日本建築学会近畿支部との共催イベント。例年の近畿支部の親子土壁教室がコロナで中止のため、それに代わるものとなりました。

午前中から学生たちに竹小舞の長さと本数を切り揃えてもらいました。下地縄も準備完了です。

建築学会近畿支部の役員のみなさん。中央が支部長の山中先生(大阪大学)。20年前には本校で構造力学を教えていただいたことも。

宇治市の説明と建築学会近畿支部長の挨拶の後、小舞編み開始。12チームでスタートです。

親子さん一緒にというのがいい光景です。下地縄を腰に巻くのがみなさんお気に入りの様子。

高いところは足場の上に登って作業します。小さなお子さんもいるのですが、誰も怖がりません。一心不乱に編んでいます。縄を継ぐのが難しいのですが、子どもたちもすぐにマスターしてしまいました。

4時になって終了!みんなで記念写真です。ほとんどの方は次回の荒壁塗りにも参加されるそうです。みなさん、お疲れ様でした。次回もよろしく!

片付けが終わる頃には日が傾いてました。今日もいい天気でした。

これは翌日の写真。綺麗に出来上がってますね。

これは学生たちの手による東庇の大壁。竹小舞下地はこんなに美しいのです。いつもそうなのですが、この上に土を塗るのにためらいを覚えてしまうのです。

次は荒壁塗り体験を12月13日に行います。(さの)