第18回親子のための土壁教室 2022    8月20日

20年目の日本建築学会近畿支部との共催イベント「親と子の建築教室・竹小舞編みと荒壁塗り」はコロナ禍で3年ぶり。2020年は宇治市の「覆い小屋」建設で番外編を行いましたが、昨年は中止となっていました。

朝から1年生スタッフで土壁台を設営します。

今年はコロナ感染対策のために学校の教室で集合、京都工芸繊維大学の満田先生が土壁の耐震のお話をしてくださいました。子どもたちには難しいかな。でもお父さんお母さんたちにはよかったみたいです。

午前中は竹小舞編み(小舞掻き)。みんな馴れると速いです。

お昼ご飯の後、荒壁塗りです。

子どもたちも黙々と塗ってなかなか休憩しません。半ば強引にお茶タイムをとります。

土をコテ板に渡す才(さい)という道具で遠くに土を放り投げ、受け取ります。この子はとても上手でした。

塗り終わって、手で土の感触を楽しんでいますよ。

みんなで道具を洗って、最後に佐伯棟梁の中塗り仕上げを鑑賞します。みんなじっと見つめています。自分でコテを体験したので、プロの技術の凄さがわかるのでしょう。

一瞬マスクを外して記念撮影。この後、教室に戻って感想を語ってもらったり、「ちびっこ親方認定書」授与式を行いました。みなさんお疲れさまでした。

(さの)