伝統建築研究科専門講座のフィールドでは島原の元お茶屋である西澤邸を見学させていただきました。
元お茶屋というだけあって、随所に見せ所があり、部屋数が多く、動線も確保されていて、通常の町家とは違うという印象でした。
さの先生の説明で、8年ほど以前に行われた耐震補強や今年に工事を予定しているという離れの耐震建具による補強について学びました。
大テーブル土間案です。いろいろな利用に対応できるように考えました。
さの:大テーブルというのは考えられますね。ただ、ここまで大きくすると、身動きが取れなくなるので、もう少し狭めた方がいい。入り口も、柱の位置まで下げていいのでは。客席はちょっと減るけれども。キッチンはもうちょっと工夫が欲しい。階段は向きを逆にした方が二階で具合が良い。庭を大きく取る方針はいいけれども、浴室が小さすぎるかなあ。柱の脚元をつなげるように、板の間にしてちょっと上げた方がいいと思う。冬は土間が冷えるしね。
次回の7月5日にみなさんの改修案が見られますね。楽しみです。(TU)