竹林小屋建設−16 床板張り 2月6日 

床板を張る前に床下の束石を安定させねば。学校のお休みの日にちょっと作業してました。

束石を楔で浮かして止めた隙間に堅練りのモルタルを詰めていきます。これでよしと。

2月に入って床板を納める作業に入ります。学生君たちには初めての仕事ですが、その日は用事で現場で指導できません。方法と要領を教え、自分たちで苦労してもらいました。敷居や不規則な形をした柱の形に合わせて最初の1枚を入れるのにほぼ1日かかったようです。実際、たいへん難しい仕事です。(ごめんなさい写真がありません。)

 

中で床板を張り、天井に断熱材を仕込んでいる間、表側では鼻隠しに塗装をし、裏側では出窓の仕込みの準備をしています。ちょっと寸法の取り合いが難しいと、原寸図を描かないとわかりません。図面を描くのは手間な様ですが、必要なことですし、一段上の仕事をできる様になりません。図面なしでなんども失敗して、やっと図面を描くということの意味がわかって来ます。

図面は設計する人だけが描くのではありません。大工も図面を描くのです。このことを学んで欲しいです。(さの)