宇治の農小屋を伝統的に建設する以上は、宇治の木を、宇治の土を、宇治の瓦を用いなくてはと、兼ねてから宇治市の歴史まちづくり推進課の方にお願いしていました。幸い、茶農家さんが提供してくださるということで、8月1日土曜日にチーム7名と福井棟梁にもお願いして宇治の郊外、白川地区に土取りに行きました。
建設現場付近に土置き場を設けました。
土を削って一輪車でトラックまで運びます。笹の根っこがびっしりでスコップがうまく使えず、苦労しました。暑さもあってすぐへばってしまいます。
お昼の時間も過ぎてしまうので、軽めに切り上げて戻ってきました。稲藁切りの2人、たくさんすさを作ってくれています。
昼食後、元気になって再び土削り。トラックが柔らかい農道でスタックしてしまうので、ずいぶん通り距離を一輪車で往復しての作業です。交替しながらの作業です。
どんだけ飲んでもすぐに喉が乾きます。
先生、3往復は無理っすよ。
そうだな、2往復にしようか。
茶園を歩くチームの面々。もう疲れ切ってます。
でも現場に運んで荷下し。手前は留守番部隊がスサと水を混ぜて練ってくれていた土。この後、全体を盛り上げてスサを混ぜ、水を運び、乾燥しないようにシートをかけて、この日の作業はおしまい。これで2/5くらいの量になったかな。みんなよく頑張ってくれました。また来週続きをやろうね。(S)