今年もやってきました京都建築専門学校卒業制作展2020!
講評会を、SUINA室町1階 大垣書店京都本店イベントスペース「催」で行われました。
今年はまた一段とクオリティが高く、学生の「建築って楽しい!」という思いがヒシヒシと伝わってくるものでした。
今回の建築科2年昼の部の受賞者、境理央さんの「南海ダイバーシティーライン」
廃線の特性を活かした都市の多様性を継承し、かつ増築させる建築の提案。
大阪天王寺駅付近の歴史、風土、立地などをよく調べた上で制作されていたので、
とても内容が充実したクオリティの高く、先生方も唸らせるような内容の濃い卒業制作となっていました。
建築二部2年福永尚紀さんの「1kmの逃避行」
京都市紫明通にある約1kmある中央分離帯を使った、美術館と公園や遊歩道の場所を提案するという内容でした。
私はよくこの場所を車で通るので、卒業制作の内容をイメージすることは容易でした。
場所の良さを熟知した「安らげる1km」として提案しているのがとてもわかりやすく、制作者の心のこもった温かみが感じられる卒業制作でした。
内容の詰まった卒業制作を見て、発破をかけられたように思います。
来年もどんな卒業制作が出てくるのか、楽しみです!(harumi.I)