連休明けの授業風景から、建築科の設計製図1、木造住宅の構造模型制作風景です。
コロナ感染対策で身近な作業となる模型作りはクラスを半分に分けて2教室で行っているほかは例年と同様です。昨年は20年以上続いているこの構造模型が作れなかったのが残念でした。心なしか、昨年できなかった今の2年生諸君は立体的な把握が弱いような気がします。
6人1グループでこしらえています。リーダーが指示をして、部材をつくるもの、組み付けるもの、共同作業が楽しそうです。
指導の高橋先生も熱が入ってます。精度の悪いところはどんどんやり直しをさせるのですが、
私なら、
「ここダメ。やり直し。」
と命じるところ、高橋先生なら、
「ごめん、ここ直そうか。」
さりげなく気を使っているところ、いいですね。
4回の授業で完成させる予定。最終日には、示された部材の名前を一人一人が答える試験があり、間違えるとグループ全員の減点になるので、みんな必死になって覚えます。覚えたつもりでも、本番になると緊張のあまり頭が真っ白になって答えに窮し、皆に大笑いという経験もまたいいものですよ。(さの)