物集女竹林木匠塾  竹吊り屋根をつくる−3   7月31日

前期試験も終わって夏休みに入ったところで竹林での吊り屋根制作です。まず棟木となる竹を伐り出しました。もう手慣れたものです。何でも経験ですね。

前回納めた束に棟木を仕込みます。なかなか簡単にははまってくれません。

幾度も削り直していくうちにだんだん納まっていきます。向こうに見えるブルーシート屋根に代わってこの吊り屋根が架かる段取りです。当初の半割り竹は諦めて、細めのハチクの垂木を並べて緑色のテントシートを張ることにしました。

垂木となるハチクをいただきに長岡京の石田さんの竹林に。青いはずのハチクが真っ黄色に。120年ごとの花が咲き、枯れつつあるのだそうです。えらいことになってます。

隣のハチク藪ではまだちょっと青さが残っています。ここで伐らせてもらいました。

垂木30本をいただきます。

孟宗竹林の道を歩いて帰りました。やっぱり緑一色の竹林はきれいです。

物集女竹林に戻って、棟木を留める込栓を作ります。

吊り屋根フレームを吊るための合掌材を仕込むところで5時が過ぎました。今日はここでおしまい。フレーム完成は次回ですね。みなさんお疲れさまでした。次回もよろしくです。(さの)