明治村見学(前半)5月15日

3年ぶりの明治村見学会!
いつもはバスは1台だけチャーターするのですが、今回は2台で満席でした。
とりあえず元気なうちに記念撮影。

お昼時に到着したので、とりあえずコロッケをお腹に入れてから、見学へGO。

まず1件目は三重県尋常師範学校・蔵持小学校。
トスカナ式円柱に入母屋破風とポーチ三心アーチを植物調にした、和洋混合な面白い建築物。三心アーチがレースみたいでかわいい!

次に京都聖ヨハネ教会堂。五条にあったそうです。

移築前はボロボロの状態で、修復できるか危ぶまれたそうで、今頃京都に現存していたら…と思うと複雑な思いではありますが、現存することができるだけでも有難いですね。外観より中に入ると広く感じさせる、アーチ形の方杖と鉄筋が組み合わされた独特な小屋組の細い骨組みが特徴。細部のゴシックデザインが、これまたかわいい!


外では円満字先生がデッサンをされていましたので、ちょっと覗かせていただきました。さすが先生、お上手です。

この藤棚の柱は幅全部同じなんかな?という話になり、自前のメジャーで測り出す本間先生。1件目の三重県尋常師範学校では電子測量機で天井の高さを計測されていました。流石です。

次は西郷從道邸!

玄関はシンプルですが、細部の装飾は抜かりない。
中の装飾も素晴らしかったのですが、手すりの流れるような曲線は見事でした。


どんどん行きます!次は森鷗外・夏目漱石住宅。
下の地窓は、掃除の際にホコリを出すための窓だったそうですが、いつの間にか?猫の出入口になっていたそうです(笑)

ちょっと休憩!


今回、バス1号車に乗っていた学生の中で人気No1だった西園寺公望別邸「坐漁荘」。

私も今回の見学で一番印象に残った建築物でした。いやぁ、凄くよかったです。建築構造はさることながら特に印象深かったのは、二階の廊下が鶯張りだったり、二階から一階の来客者から確認することが出来たりと、政治家だからこその建築構造になっている事が驚きでした。

襖は貝殻を練って揉紙に定着させた技法だそうです。右が昔の襖、左が復元された襖だそうですが、昔の技法に近づけることは難しいそうです。

前半はここまで!
ちなみにコロッケを食して以降、まだ飲まず食わずです。

(Harumi.I)