土壁の下地塗りが乾くのが思ったよりも時間がかかっている。木摺の裏側に外壁の杉板を打っているので、風が通らないからだろう。その間に階段の手すりをつけることに。
1年生のS永くんが手伝ってくれた。一人ではなかなかたいへんなので助かりました。まず手摺子をつけているところ。段板の鼻栓の間を通して2分のコーチボルトで留め付けていきます。その側から手摺を留めます。原則設計図通りですが、納まりから一部変更。
二階の手摺は柱に取り付けていきます。これも設計図とおりでは付けられず、現設計の狙いを読み込んで高さを変更します。
先の手摺の最頂部のつなぎを。これも設計図にはありませんが、付けないとぐらぐらします。
最後にすべての手すりの出を柱の面に揃えて切ることにしました。長津さんにいただいた鋸を使って切っています。窓のある鋸でアサリがなく、面に合わせて切る際に傷をつけずに切れます。S永くん、ありがとう。これで階段が出来上がりました。
工務店の東さんが撮った写真です。もう9月になるのに夏の空ですね。
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9月2日
今日から授業が始まる学校を抜け出し、午後から京北に。
8月21日に塗った下塗りの土がようやく乾いたので、砂をふるって中スサを加えて水をたんと入れてよく練って、中塗り。6~7mmくらいの厚さかな。間柱はうねりと塗り込んでお終い。ブレースが邪魔してきれいなウエーブが出来ませぬ。平に塗り込まず、うねうねも面白いかも。
塗り終わってもう陽が沈み、そうそう裏側の写真を撮るんだったと、東側の土手に登る。杉板の色合いが面白い。西面表側よりも好きかも。
川の土手に上がって南東から見ると、こんな感じ。
角では梁の水切りが段違いになって面白いですね。
これは北東角から。
北西角からです。
壁を仕上げて分電盤ボックスを拵えればおしまいです。9月半ばには完成させましょう!
(さの)