農家小屋庇屋根制作−4 1年生で完成! 卒業木工実習大工組2024追加編 3月17~20日 

2年生たちが卒業、続きを1年生大工組で行います。

3月17日午前中は作業場で水切りの加工をして、午後から出発。途中、向日市の古墳小屋のイベント案内を掲示しに立ち寄りました。

ちょうどこのメンバーがお茶部でもあるので、3月末にはここでお茶席をしてもらうことになります。

1年生といっても、とても優秀なチームなので、作業は2年生たちに劣りません。

さすがテクニシャンのS田くん、もっとも難しい水切りもなんなくこなしてくれます。

庇の北面と既存庇との隙間を焼き板を張って埋めます。納め方を指示するだけで、自分で考えて位置や寸法を決めてくれる1年生、素晴らしい!ごめん、ヘルメット忘れてました。

お施主さんのお茶を楽しんでいる間に日が暮れてしまいました。キリの良いところまでやってしまいます。おつかれさま。

3月18日は突然の雪で午後からの作業となりました。19日 焼き板の下地を取り付け、板を張っていきます。

 

納まりを仕上げならS田君に破風板を付けてもらっています。

ようやく焼き板張り、破風板取り付け作業が終わりました。これで一応、作業はおしまい。おつかれさま!

3月20日、S田くんに頼んで作業小屋の入り口の敷台をケヤキ板でこしらえる作業を。

まずはケヤキ板に電気カンナでざっと面を平にします。

   

その後、手鉋で仕上げていきます。嬉々として鉋掛けしています。目で見てもわからない微妙な段差が手で触るとわかります。この手触りがとても気持ち良いのです。

お施主さんたちも鉋掛けの様子を見てうっとり。触ってにこにこ顔に。

このケヤキ板、棚板にした方がいいのですが、敷台に仕込んでしまいました。靴を脱いで上がってもらいましょう。

最後に、動画を。S田くん、ありがとう。

(Sano)