建築科1年のオオクボです。午後から京都駅近くの京都市平成の京町家住宅展示場KYOMOに見学に行きました。
4年前に先輩たちが建設した展示場の管理棟(普及センター)、伝統型町家のほか、有名な横内敏人さんが基本設計をされたモデルハウスと、株式会社LIVのモデルハウスを3つのチームに分かれて見学しました。それぞれに見応えのある住宅でした。
見学が終わってから、普及センターにて意見交換会。3つの内、どれがいいと思った?
「南庭に大きく開かれた横内さんの設計がいい。」
「畳の広がりがある伝統型が好きです。」
伝統型がいいと感じた者が多そうでした。でも、理由がもう一つだったかな。なんとなくというところ。
最後に光田棟梁:
「みんなまだ家の見方が足りない。もっとたくさんの家を見なさい。僕は大工の修行もあったので、割と早くから色んな家を見てきた。大工の目で見ていたかな。今日、他のモデルハウスは建てられても、この伝統型は建てられない大工が多いと思う。設計士でもね。」
ふうん、そうなんだ。佐野先生は学生たちでも建てられるんだから、プロはもっとよく建てられなくてはならないと話していた。確かに勉強しなくてはわからないです。