木匠塾AAunit 建て方完了! 8月22日

京都建築専門学校の京北木匠塾 A-A pavilion unit チーム(withヤマケン)はいよいよ建前です。前半の刻みがしっかり行えていたか結果が出るので一同緊張!結果は、、、うまく行きました!イメージ通りの架構が立上り一同大喜び!というより安堵した、という感じ。よかった、、難しい加工が多く、各部位で墨出し担当、刻み担当者が明確になっているのでなおさらです。

現場工事、まずは床架構を乗せる羽子板付き沓石を並べる。芝生の斜面で平面位置、レベルを調整するのはなかなか骨が折れます。皆汗だく。

床組を固めたあと、沓石の上に移動させ羽子板に固定する。写真は床板を乗せる用の顎を取付中。

床板をはめるとこんな感じ。なかなか気持ちよさそう。

上部架構の要、4角錐フレーム組み立て。このあたりから皆興奮気味。生徒曰く「先生、今日テンションたかいですね、、、」

足元はM12ボルトで固定

ボルトは土台に固定したスチールプレートに固定し引っ張る。そのプレートと鋼杭を番線で固定。
端部固定中の学生リーダー君、墨出し責任者は終始緊張やら安堵やら。
四角錐フレームが完成して一休み。
組み立てる姿もシンメトリカルに幾何学的。
夕刻ぎりぎりでようやく建前完成!よかったよかった。
建前完了!イメージ通り:D皆すごいぞ!よくやった!!(感動)ー 場所: 京都府立ゼミナールハウス

棟が交差し、要の斜材4本が集まるポイント。芯木も含め7つの材が集中する。なんだかキレイに納まってびっくりした。
出隅の足元。この部分は更に複雑。2方向からの土台、斜材が3本集中するポイント。さらにM12ポルト、鋼杭が絡む架構の要のアイデアも集中している。

建前終盤。Aの字が現れた。6尺の脚立とインパクトがあれば組み立てられます。
あと数日で屋根の野地板と防水、仕上げまで行います。乞うご期待!(高橋)