今回は「山への誘い」、京北の木工家の田路さんをお招きして簡単な木工教室を行いました。
お手伝いに、1年生3人にスタッフ参加してもらいました。
北山杉に穴を開けてもらって鉛筆立てにしようというものです。これなら1時間ほどでできますね。
インパクトで開ければすぐなのですが、それではつまらないので、田路さんにギムネというハンドドリル
を借りて、穴あけをしてもらおうと。まずはスタッフで練習。
子どもたちも興味津々。みんなギムネを取り合いです。
電動工具もいいけれども、手でゆっくり回して作るというのもいいですね。
電動工具の方が速いし、すっきりできて、いいのですが、何かが違います。
何が違ってくるのか、そこはちょっと考えてみないとですね。
人間のものづくりと機械技術との関係は、そう簡単ではないです。
家を建てる際にも、現在、ほとんどの家がそうであるプレカット生産と、
大工の手刻みとの違い。
パソコンで打つフォント文字と、手書きの文字との違い。
僕たちの時代は否応なしに、そんなところに追い込まれてしまって
います。いずれ、じっくり考えてみたい問題ですね。
(さの)