風倒木を削って小屋梁に  9月19日

竹林農小屋チームは学園祭のメインである堀川茶室の制作にかかっています。あと1ヶ月たらずの間にお茶室の材の刻みをしなくてはなりません。

木匠塾活動でおなじみのツリーハウスのある山に。たくさんの杉が間伐や台風で倒れています。その中から具合の良さそうな丸太を探し、運び出しました。2年ほど前に間伐された材を運び出しています。ずいぶん軽くなっていますが、さて、虫はどのくらい入っていることでしょう。

もう一本は最近倒れたと見られる杉を。おそらく昨年の台風で斜めになったところを雪の重みで倒れてしまったのでしょう。根っこから倒れているので、あまり無理がかからず、材は傷んでいないのではないかな?ちょうど良さそうな太さのところを切って運びました。こちらはずしっと重たいです。

まずは皮むきを。ほとんど生な手前の杉と枯れ切った向こうの材とではまるで違います。

さすがRei君、以前の農小屋での経験を生かして、綺麗に八角に削ってますね。こちらは全く傷んだ傷跡が見られませんでした。お茶室の中央を縦に4.5mの小屋梁になります。枯れ切ったもう一本も、みんなで踏んで曲げ剛性を確認、大丈夫ということで、こちらも八角に削って棟木と小屋束になります。他の材は全て製材品を使いますが、ちょっと大きめな面を取ろうと考えています。みんなおつかれさま!(さの)