明治村見学後半!
京都市の御幸町通に建てられた造り酒屋、京都中井酒造。
温度変化が少ないため麹室が地下に作ったそうですが、京都の中心街だと土地が少ないので地下に作ったんじゃないかなという話も一理あるなと思いました。
京都市電を横目に…乗りたいと思ったんですが、明治村は徒歩で回るのが通なようです。
第四高等学校武術道場「無声堂」
ここの弓道場はいいよと佐野先生がおっしゃっていただけあって、主屋と土間を介して繋がった茅葺きの的屋は素晴らしく、清い空間がありました。お寺の庭を眺めていられるような、ずっと居ることができる空間でした。
お昼ご飯?それどころではない、滞在時間がなくなってきました。
ご飯屋さんは混んでいたので諦めて、とりあえずここだけは見ておいたほうがいい!という建築物、大明寺聖パウロ教会堂を目指します。
外は木造平屋建ての入母屋造りで普通に見えますが(目が肥えてきて普通に見えてしまう現象が起こってます)、中に入るとびっくり、漆喰塗りの交差リブボールト天井、側廊の天井は竿縁天井。キリスト教禁止令の時代背景が色濃く残る建築物でした。
最後は、やはりここでしょうか。
フランク・ロイド・ライトの代表建築である帝国ホテル。さすが関東大震災で耐え抜いただけあり、重厚感のある遺跡を彷彿させる建築物でした。
15分だけここの喫茶店で紅茶を飲むことができ、佐野先生からライトの逸話を聞きながら少しだけブレイクタイム。
無事に見学会も終わり、帰りのバス内ではみんなヘトヘト。学生や本間先生方も、お昼ご飯を食べている暇がなかったと言ってました。
実は一度、幼少期に明治村へ訪れたことがあり、聖ヨハネ教会堂で記念撮影をしたことを記憶していましたが、幼すぎたからか他の建物の記憶は曖昧だったので、佐野先生の解説を聞きながら回る明治村は、懐かしさを感じながら建築構造や時代背景を勉強できる、とても充実した見学となりました。
1日では回ることが出来ないので、また来たいです。
(Harumi.I)