夏休みに入って、チーム7名は午前中から現場に入り、作業です。
Uchizaさんが傷んで崩壊したトイレ棟を設計しています。学校で描いているデザイン設計とは違って、構造や既存部分との取り合い、設備などの納まりを考えて設計する施工図です。
「庇の屋根とぶつかるのが気に入らないんで、軒の出を抑えていいですか?」
「納まりのために全体の姿を犠牲にするのは本末転倒だね。当たったところで谷ができるだけだよ。」
真ん中の柱が一番レベルが高くなっている(沈下が少ない)ので、他の柱に合わせて切り落とすことに。
こちらでは二重になっている土壁を落としています。
柱を浮かすのにジャッキを3台使って揚げます。
柱が切れたので、柱をつなぐ根がらみ(足固め)を仕込みます。いつもは60*120という半割り材を用いるのですが、今回は側柱の出が不揃いなので、105*105で結びます。
手前はIwadare君による金輪継の面皮柱。メチを中に納めてスッキリきれいに継がれています。拍手!
お盆前は今日まで。月曜日からは学校の作業場でトイレ棟の柱梁の加工を行います。
みんなお疲れ様!明日は墨付けよろしく!
(さの)