瓦葺きセミナー  10月17日

毎年この時期に京都府瓦工事協同組合青年部のみなさんの出前授業で瓦葺き体験をさせてもらっています。今年も建築科1年生を対象に高橋青年部長ほか4名の瓦屋根職人さんが指導してくれました。

2台の技能検定台で実際の瓦葺きの手順を体験します。

まず軒瓦を置いて、瓦座からの軒の出を決めます。70mm標準を取りました。この位置に最初の瓦桟を決めます。次に地瓦を置いて流れ方向の間隔寸法を取ります。265mm、53版の標準寸法です。

瓦桟を留めて、次に横並びの寸法を取って割り付けます。実寸235mmを取って、両端の瓦の出を同じ寸法になるように位置を決め、割り付けを記します。それに軒瓦を置いてステンレスビスで留めます。写真は次の地瓦を留めているところ。

次に棟の位置に心木を据えて、巴と鬼を据えます。巴は水平に、鬼は裏が鉛直になるように銅線で留めます。

棟の熨斗瓦を割って、南蛮漆喰を盛り付け、芯から8寸5分で糸を張り、5分ほど浮かします。この時点で面戸を整えておきます。

熨斗瓦を積んでいきます。3段、それぞれ5分空きで両側を銅線で結び留めます。

上に丸瓦を載せて、長いビスで留めます。あるいは心木に絡めた銅線で留めます。これが断面図に出て来る姿になります。

この日のセミナーはここで終了です。指導していただいたみなさんに拍手!ありがとうございました。

(さの)