景観論 中川・高山寺 9月9日

今回の本間先生の景観論は中川古民家の改修を学生たちに紹介し、ご近所さんにお願いされた床の修理の現状確認、そして最後に高山寺と周辺散策を行いました。

ご近所さんに床の修理をお願いされた家は、中川古民家の改修(モリスガ)から少し登ったところにある古民家。

昔ながらの家屋だけあって、落ち着きます。上り框には北山杉の丸太が使われていました。

畳を上げて、現状確認。場所によっては、踏むとフワフワとする箇所もあるので、改修する必要性があるかも?

大家さんと現状報告して、改修工事場所を本間先生が確認していました。

中川古民家の改修(モリスガ)を紹介。子ども部屋として使われていた部屋をもう少し景色が見渡せる風に改修していくとのこと。まだまだ改修していきます!

次に高山寺へ!の前にお昼ご飯をよしでんで食事。食事後、現地の風俗習慣や建築について、お店の人に聞き取りをしました。

高山寺周辺を散策しながら・・・

高山寺へ!

高山寺は日本最古の茶園があり、昔は中世以来は栂尾以外のお茶は非茶と言われていたそうで、今は5月中旬になると宇治のお茶職人さんが茶摘みに来られるそうです。そして中川にも高山寺領だった時期があったので、茶葉があるとのこと。

お坊さんが眠気覚ましに重宝されたとのことですが、この頃からカフェインが含まれていたことがわかっていたんでしょうか?

今回は世界文化遺産に登録されている石水院を見学しました。

はじめは経蔵として使われていましたが、のちに社殿となり、経蔵兼社殿という形で移築と役割が変わり住宅様式に改変された珍しい建築物になります。本間先生一押しの建築物でもあります。

中の撮影は禁止だったので、下記のURLからご覧ください。

webページには載っていませんでしたが、槙を天井板に使われており、他では見ない天井になっていますので、ぜひ訪れた際は天井を見上げてみてください。

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