今日は晴天の中、仁和寺を見学しました。
その中でも特別に、飛濤亭と遼廓亭を見せていただくことに!
お茶室の内部は撮影できませんでしたが、見学風景の撮影は許可を得ることができました。
一軒目は、飛濤亭(ひとうてい)。
建物は江戸末期に建設された、入母屋造の土庇で屋根は茅葺。
茶室は四畳半に勝手間は2畳。
光格天皇自らが設計に携わったということで、本来だと正面から左側から入るのが一般的な茶室の構造ですが、このお茶室は正面から入るように設計されている、少し変わった構造になっているそうです。
続いて遼廓亭(りょうかくてい)。
建物は江戸中期に建設された、北側が寄棟造りの南側が入母屋造で屋根は茅葺。
茶室は2畳半、広間は四畳半、水屋が四畳半。
国宝・燕子花図屏風を描いた日本画家・尾形光琳の屋敷を現在地に移築してきたそうです。屋根の隅には葺返しが使われたり、微妙に畳がずらされて配置、お茶室には台目畳を使用など内部にも様々な工夫が凝らしており、尾形光琳の個性が出た構造になっています。
じっくりとお茶室を見た後は、折角仁和寺にきたので、本堂などを見学。
学生が遠くから手を振ってくれているらしいんだけど…んー見えない!というぐらい仁和寺は広いですね。
本間先生お気に入りの蛙股。
学生だけでなくお寺の方も、先生の解説に聞き入っていらっしゃいました(笑)
そんな私も先生の話を聞きながら見学することで、お茶室の面白さを感じることができました!
(Harumi.I)