伊賀上野の古民家修繕−2 3月8日

4日目の8日は雨。さの先生がお施主さんと現地の建築設計士さんとの打合せの間、

みんなで上野城を見に行きました。毎日、横目で見に行きたいな〜と思っていたので。

上野城は藤堂高虎の築城とか。石垣が見事です。現在の城は戦前に再建されたものです。天守からの眺めがよかったです。

午後からはさの先生が福井棟梁から借りて来てくれた油圧ジャッキを用いて、揚げ前を進めます。

ここまでの作業は、

5日 床組み撤去、7通りをジャッキで揚げる

6日 4、5、6通りをジャッキで揚げるが、上手く行かず

7日 壁を落とし、焼き板を外す

なかなか思うように進められませんでした。柱は単独では上がらず、いくつもジャッキをかけて少しづつ揚げていくということを学びました。

7通りの梁がシロアリでボソボソになっているので、梁で揚げるのを諦め、壁を落として、上の妻梁を揚げることにしました。

お茶タイムにはさの先生の奥様のチーズケーキを。(タカギシは熱を出して寝込み中。)

これからのプログラムとスケジュール会議をしました。

9日  頑張って根継ぎを終わらせる

学校に戻り、軽トラで竹小舞と舟など左官道具を運ぶ

10日 貫、小舞を仕込む  土を練る

11日 荒壁塗り(外側)

12日 7通り柱と梁仕込み

13日 7通り貫と小舞、荒壁塗り

14日 濡れるようであれば内側荒壁裏返し塗り 片付け 撤収

ということで、外壁の焼き板張りは後日改めての作業となりそうです。

4〜8通りの柱をおおよそジャッキアップ出来たところで、根継ぎ作業に入ります。

(以上、頑張るタニでした)

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