平成の京町家解体現場から 台風21号が明けて  9月5日

木工チームリーダーのGussanです。台風21号は凄まじかったです。いつも台風が避けてくれる京都では、人も樹木も強風に慣れていません。あちこちで被害が出ています。僕たちの現場は大丈夫だったでしょうか?明くる5日の朝に見てきました。

なんともなかったです。台風が落ち着いた昨晩に光田棟梁が巡回し、大丈夫みたいと報告してくれていました。棟梁、ありがとうございます。

一番心配していた西側の断熱材も飛んでいません。卓越風が南寄りだったのが幸いしたようです。

意外に散乱していません。でも、ヘルメットに水がたまっていました。

翌6日、西面外壁フォレストボードを撤去しました。

 

焼き板を貼る横桟を撤去し、そのあとでボードを抑えている縦通気桟を撤去します。

内外から断熱材(フォレストボードt20*2)を外します。

西面もすっかり裸になりました。次回から貫を外していきます。

桟は釘を抜いて、保管する材の枕に使います。みんなお疲れ様!

(Gussan)