島原の町家改修工事−4 天井張り 12/20

建築科2年木工チームのgussanです。

ここ1ヶ月ほどはずっと天井板張りをやっています。けっこう難しくてなかなか捗りません。

右側では3間通しの板を3〜4人がかりで納めようとしていますが、なかなか簡単にいきません。福井棟梁に手伝ってもらい、やっと納まりました。さすが宮大工志望のtsuruta君、寸法はバッチリです。

左側1.5間の方を僕が担当しています。丸太の母屋材の癖を拾ってやっと最後の板ができ、その手前の一枚と一緒にちょっと中折にしてよいしょとはめ込みます。ここは釘が打てないので、ボンドをつけて、針釘で留めています。床から反力を取る方法を教えてもらいました。

次の板を借り止めしてヒカリつけているところです。ヒカリ定規(福井棟梁の道具を借りています。コンパスよりもずっとうまくいきます。)で母屋丸太の癖を拾って行きます。板を外して、この線に沿って加工します。今日はここまで。ちょっとずつですが、早くなって来たかな。1ヶ月6回の授業でほぼ終わる予定の天井がまだ半分も進んでいません。頑張らねばです。(gussan)