一昨日のフランス人に続いて今度はドミニカ共和国から日系3世さんたちが来られました。
建築業に関わっている方が熱心に伝統木造の接合方法について聞いてました。
「ここは元はかまぼこを製造販売するお店でした。」
「かまぼこ?」
「昨年、学生たちがこしらえた竹茶室でお茶会をしている写真です。」
「そんな狭い部屋でお茶をいただくの?」
「ドミニカでもお茶を飲みますか?」
「はい、紅茶はtea、お祖父さんが日本から持ってきたお茶を飲んでいます。ochaと言ってます。」
お茶席が終わって、恒例のお茶部学生くんたちと意見交換です。
「ドミニカには日本の文化としてどんなものがあるのですか?」
「盆踊り。」「運動会。」
「え?運動会?それって日本の文化だったんだ。」
「ドミニカで伝統建築と言ったら、スペイン風のコロニアル建築です。木造建築はハリケーンですぐ壊されてしまいます。」
なるほど、沖縄と似ていますね。庶民はコンクリートブロックの家が多いそうです。
「この町家がとても気に入りました。すごく居心地がいいです。」
自然素材の家の良さを知ってもらえるといいな。やがてドミニカでも自然素材の家ができる日が来ることを祈ってます。
(さの)