今日は、建築科の卒業制作発表会でした。
木工・佐野ゼミ6名は竹林小屋と堀川茶室の発表。堀川茶室は完成し、学祭期間中に一般公開、竹林小屋は現在80%完成だそうです。多忙なスケジュールの中、農小屋を組み立てた後にお茶室を組み立てた結果、先に組み立てた農小屋の経験が活かせたらしく組み立てるスピードが速かったそうです。
木工・光田ゼミ&内田ゼミは五条坂の長屋改修を発表。天井、野地板、瓦を撤去し、界壁を石膏ボードで製作、土壁を竹小舞編み、浴室の建て方、石垣の補強などの作業を施工したとか。学生の感想からは普段座学で教わっていることが体験的に学べた、いい機会だったと。ちなみに入居者が決まったそうです!
設計・田所ゼミは田辺朔郎の博物館設計の発表。入り口は4方向から入れるようにし、ガラスを多く取りれることで建物の中が見えやすいデザインにしたそうです。RC+S造の設計で、現在模型を製作中。どのように建築が出来上がっているのか知ることができる疑似体験ができたそうです。
設計・池井ゼミはそれぞれ個人の研究発表でした。廃線を利用した葬儀場のモデリング、必要な施設を一体化して共有できる施設、花街として終わった街を集合住宅として活用するなど、いろんな発想が面白かったです。ただ詳細を詰めていくと、防犯や住人の理解など課題をどうクリアするのかという視点も重要だなと感じました。
どのゼミも頑張って活動していたことが、ひしひしと伝わってきました。
まだ作業が残っているゼミもあるそうですので、この後も頑張ってください!お疲れ様でした!
(I.Harumi)