後期試験中も現場作業に出ていた木工チームは補習期間に入って、建具の製作を合間に行っています。
今までの木工技術向上の成果を建具つくりで見せて欲しいというところ。一段上の精度が要求されますが、さて。
Noe さんは以前にも作ったので、やはり慣れたもの。さすが、さっさとこしらえてくれています。
2月18日、雪がちらつく寒い中、焼き板張りの残りをやっています。
土間の三和土の下地をこしらえています。
三和土には鞍馬土という茶色の真砂土に小石を振り撒きます。左官屋さんとサンプルをこしらえているところ。
鞍馬土に石灰を1/6ほど、水をちょっとだけ加えてよく混ぜて叩いていきます。乾けば石灰が効いてきて白くなってきます。真ん中のちょっと暗いのはセメントをちょっと混ぜてみたものです。
南妻面の焼き板が張られたところです。焼き板は梁より下だけで、上は土壁を見せています。
宇治川に沿って北風が強く吹きつける北面はほぼ全面に焼き板を張っています。足場が取れると全体が見えてきますよ。お楽しみに。
(SANO)