お気に入り住宅プレゼン   建築科1年授業風景から    6月11日

例年の住宅設計課題の前に雑誌や本などからお気に入りの住宅を探し出してプレゼンを作成、発表会を行いました。

みんなのプレゼンをみんなで見て評価します。この後に行われた発表の中からいくつかをご紹介しましょう。

小林さんのプレゼンは古民家改修の事例。気持ちのこもった素晴らしい表現がみんなに評価されました。

台湾出身の洪君のプレゼンは台北の有名建築家である陳さんの自邸。とてもすっきりとした家ですね。洪君も訪ねたことがあると。いいなあ。

私とほぼ同じ年齢の奥井さんが紹介するのはご自分の家。築80年の農家を20年ほど前に改修したのだそうです。学校を卒業したら自分でまた手を入れたいと。いつか皆んなで見学させていただきましょう。

福地さんの選んだ家はS造3階建で、1階を地域の人たちの交流スペースとして生かそうという住宅。光の入れ方やのびのびとした空間づくりの好例です。建築の読み込みもなかなかのもので、今年のお気に入り住宅のグランプリ賞を獲得しました。

今年の作品はいずれも見どころのあるもので、とても楽しませていただきました。お疲れ様でした。次回からはいよいよ本番の木造住宅設計に入ります。お気に入り住宅で知ったことを生かしてください。

(さの)