今年も1年生後期自由設計課題の「小美術館」の発表がありました!
発表直前まで調整をする学生たち、真剣!
丸いコンクリートで作られた美術館を作る学生は、結構多いです。
円柱の建物のポイントは、室内でも円を感じ出せることができるか?だそうで、なかなか難しいですね。
等高線を使って立体の地図を作り、その上に建築物を置くと、美術館から見える景色がよくわかりますね!
今回の発表で、面白かった設計を2件紹介。
木造の隠れ家的美術館。
コンクリートの美術館が多い中、木造建築の美術館が少なく見本がないので難しかったようです。
傾斜に建物が食い込んでいるため、若干奥の展示室の湿気が気になるところではありますが、
棟方志功展や東山魁夷展などの展示ができると、美術館の雰囲気に合うのではないでしょうか🎵
2件目は、きのこのような美術館。
外装、各部屋に合わせた壁のこだわりが一番ありました。
ポコポコした美術館が作りたかったとのことでしたが、要塞にも見えなくもない…
ミュシャやモネなどを展示すると、ゆったりとした空気が流れる美術館になりそう!
今年はリアリストが多いのか、現実的にあり得る美術館の設計が多いなと感じました。
その年その年の、学生のカラーが出て面白いですね(*´∀`)
(Harumi.I)