学園祭堀川茶室−1 稲刈り    10月9日

13年目の堀川茶室は9月23日に構造の仮組をしました。今年もほぼ同じ構造で建て、壁や開口部の一部を新しいデザインでつくる予定です。10月9日、茅葺屋根に用いる稲藁を求めて、京北に稲刈りに行きました。

 

日差しがとても暑く汗だらけになりながらの稲刈りです。写真にあるように、すっかり一面、稲が倒れてしまって、バインダーで刈り取る作業も一苦労です。

コンバインもあるのですが、藁を束にしてくれるバインダーでやらないとこの後のはさ掛けが出来ません。バインダーで束になったものをコンバインで稲コキします。稲コキはObataくんが担当してくれています。

稲藁の束を鹿フェンスに掛けて乾燥させます。AyaさんNaoさんがテキパキとやってくれました。

Iwadareくん、だいぶバインダーに慣れてきましたね。

6畳もない小さな茶室ですが、計算では30間ほどの延長長さが必要となります。おかげさまで鹿フェンス30枚ほぼ40間分の稲藁ができました。お疲れ様でした。2週間後に回収する予定です。10月29日には茅葺屋の塩澤実さんに苫編みを指導してもらいます。お楽しみに!(Sano)