連休最後の日曜日、学校の春のバス見学旅行で明治村に行って来ました。11時半頃に到着、15時半に出発の4時間で68棟もの明治建築を見て回るというのは、駅伝でもやるようなもの。無茶です。
最初に見たのは三重県の尋常小学校とか。柱とアーチが可愛らしいというか、綺麗です。オーダーとか構造とか難しいことはわかりませんが、小学校にしては石段が高くはないですか?
次に京都から移築したという聖ヨハネ教会堂。なんかカッコいい建築です。1階がレンガで2階が木造、なるほど。先生は可愛らしい教会というけれども、僕には十分大きな建築に思います。
靴を脱いで二階に上がると、外観からは全くイメージできなかった内部に驚きました。なかなか居心地のいい空間と思いました。ステンドグラスは外から見るよりも中から見るものだと納得!(先生に笑われてしまいました。)円満字先生の説明で屋根の構造や空間の成り立ちがわかりました。
明治村にある3つの教会堂を見なさいと言われて、次にザビエル天主堂に。これも京都からの移築だそうです。白い大きな教会!でも、中に入るとひんやり暗くて、ステンドグラスが煌々と輝いて、ぐっと高く持ち上げられた天井、柱の線が上まで伸びて、そう、建築史で習った交差ボールトです。思い出しました。その天井のリズムがいいです。ちょっと感激です。
もう一つの聖パウロ教会堂は隠れキリシタンの教会で驚きの内部でしたが、やはり僕にはザビエル天主堂が最も印象的でした。ここにずっと居たいと思いました。
(建築科2年 野原)
とても楽しかったです。野原君レポートありがとう。FBでシェアしておきました。