稲荷山の門扉を作り直す  1年生大工チーム最後の作業     3月4〜7日

長岡京の農家さんの小屋の作業が終わって、次に以前から頼まれていた稲荷山の家の古くなった門扉を作り直す作業を大工チーム3人に手伝ってもらった。

門扉は幅が3mほどの2枚の開戸。かつてのは3枚で、2枚は折れ戸になっていたのだが、開け閉めがたいへんなので、ちょっと幅が広くなるけれども、2枚に作り直す。

杉の板を並べて、それを支える檜枠を加工する。2枚ほぞなので、ちょっと難しいかな。枠に2日かかった。

 

3日目、表板を釘打ちして午後から現地に行って、古い門扉を取り外し、使える金具を丁寧に外します。

ヒンジ蝶番を取り付ける作業を。幾度も調整して、この日は2枚の内1枚でおしまい。

もう片方を立ててヒンジの取り憑く位置を取る。水平を合わせるのが大事。ヒンジ金物を叩いて水平を調整する。

4日目、もう片方のヒンジ蝶番と戸当たりの製作作業。お昼ご飯を一緒にいただく。さのは午後からの会議で学校へ。

会議が終わって戻ってみると、落とし錠の受けも出来上がっていた。やるね。

きれいになった門扉の前にご満悦のご主人夫妻。

5日目、ドアハンドルを買ってきて、取り付け。柿渋を塗って、その上から油塗り。

門柱も油塗。栗の門柱は左側は腐って5年ほど前に作り直したもの。右側は24年の今でも大丈夫だ。

これで出来上がり。お疲れ様でした。みんなにご褒美のケーキやお菓子をいただきました。ありがとうございます。

明日は入学式、みんな来てね。在校生から新入生へのメッセージをしてもらいます。よろしく!

(さの)