1年生たちによる宝ヶ池美術館設計作品プレゼンの2は、西村元徳君。
タイトルは「隠れた美術館」。隠れたというのは、展示室などが水の中に潜っていることを指している。場所は宝ヶ池の北西の細長い入り江になっているところだ。
1回平面図 地上、水面より上の部分はアプローチとカフェ、EVと階段。諸室は水面下にあり、トップライトだけが見えている。
水面下の諸室平面図。管理部門を超えるとホールを挟んで展示室に至る。水面より上との交信はトップライトによって行われる。
断面図
Sketch-up アプローチの眺め。その先のボリュームに対して圧倒的にアプローチが大きいので、これは半分くらいの幅でよいのではないかとの意見も。
水面下の建物は浅いことで、その存在が見えている。その上のトップライト群はいわば石庭の石のような見立てで置かれる。カフェはその水面上の石庭を鑑賞する場でもある。
真ん中にある朱塗りの橋は西村君の面白いアイデア。このパースでは水面下の建物がちょっとだけ水面上に現れているが、やはり水面下にあった方がいいだろう。
エントランスの雰囲気。真ん中にぶら下がっているのがトップライト。逆ピラミッドとなっている。
エントランスホールを抜けると展示室との間にホールがある。ワッフルスラブを通して水面の光が差し込む。ちょっと深くなっている分だけやや青みを帯びた水の色が見える。このワッフルはやや硬い感じがするので、もう一工夫欲しいかな。
展示室内のトップライト。これはちょっと目立ちすぎて作品鑑賞の妨げになるのではないか?という意見もあり。
長年、この宝ヶ池での美術館の設計を見てきたけれども、これはとても優れた作品。感心しました。学生でいる間にこのような発想でどんどん開拓してみて欲しいものだ。
(さの)









