建築科1年のロク・ムツ・マナは庭のセミナー@平成の京町家(京都駅前)にスタッフ参加しました。
実際にここの庭を担当された庭師の内藤仁さんと、平成の京町家第2号の庭を担当された佐野友厚さんによる庭と手箒つくりのワークショップです。
さの:庭を存分に楽しむにはね、こうやって建具を全部取り外してやると、座敷と庭が一体になって、全然、違う空間になる。もう一つの外にある内部空間かな。
内藤:もっとモミジの枝葉が庭を覆って木陰になっているはずが、どんどん剪定されてしまってますね。基本的にモミジは剪定なんかしない方がいいんですよ。
友厚:この庭はモデルハウスということもあって、またお茶のしつらえをつくって、鑑賞できる庭になっていますが、普通の家ではもっと遊べる楽しい庭にしてもいいのです。
ちょっとした庭にも楽しい工夫があって、いい感じです。最近、友厚さんに来る庭の注文は外国の方が多いそうです。外国の方のほうが純粋に庭を楽しんでくれると。僕たちは思い込みや知識で庭を見ているだけなのかもしれません。有名な庭を見る勉強だけではなく、自分の庭をつくる勉強をしなくては、と思いました。 (ロクでした)