島原の町家改修で天井の下地を取り付けています。上を向いての仕事なので、見ているほど楽ではありません。
既存の垂木の成が45mmで、断熱材が75mmなので、30mmほどを足してあげます。8年前の屋根の改修をしたそうで、狂いはあまりなく、そのまま天井板を貼ろうということにしました。
下で採寸された長さに下地材をカットしてもらっています。
一番高いところでの作業。一方は片流れ、一方は切妻になっていて、取り合いのところを納めるのが厄介です。
下地が付いたところで、天井板を貼る前に母屋をエゴマ油で拭きます。埃を除去してから油をつけた布で幾度か拭いていくと、つやつやしてきれいです。これはちょっと嬉しいかも。次回は断熱材を仕込みます。(Tsuruta)