例年、木造住宅の図面をコピーして製図の描き方、構造や空間について学んでもらいますが、その中で構造図を描き、構造模型をグループでこしらえます。今年はその前の構造図(基礎伏せ図、2階床伏せ図、小屋伏せ図、軸組図)を3回の授業でやるところを2回で終わらせてしまったので、模型つくりを5回に分けておこないました。
この日は最終日ですが、みんなゆっくりで、なかなか小屋組まで進みません。
他のグループは大屋根を比較的楽にできる切妻屋根にしていますが、このグループはあえて難しい寄棟で挑戦です。まだ隅棟の細かな納まりもよく理解していない中で、高さを合わせるのに相当苦労しています。
最終日には恒例の部材名称テスト。ひとりひとりに部材の名称を答えてもらいます。間違えると、グループ全員に減点となるので、みんな必死に覚えるのですが、中には緊張して答えられなくなる人も。そんな場合には、最後にもう一度、リカバリーチャンスを与えて、答えてもらいます。この日は全員、何とか間違えずにパスできました。
私(さの)は厳しく、中田先生はやさしく指導してフォローしてくれます。
次回は矩計図を描いてもらい、来週からは自由課題に入ります。
(さの)
5月26日金曜日の製図授業の朝にはちゃんとみんなの模型が出来上がっていました。
よくがんばりましたね。