京北森林組合倉庫建設ー21  ルーバーをつくる@京北森林組合倉庫建設   8月12〜21日

夏休み中に京北の倉庫を完成させよう!と盆までの前半はチームのみんなが参加してなんとか外壁板張りと目板打ちを終わらせることが出来ました。盆明けには足場を撤去したいので、次は窓に付くルーバーを製作します。

ここまではそれほど木工的な作業がなかったので、ちょっと大工らしいこともしてみたいと、ルーバーに挑戦です。ほぼ同じことを次の階段で行うので、その練習にもなりますね。さの、柴山、内海の3人が1つずつ製作。残る2つは岡本大工さん。

両側でルーバー板を受ける縦枠に8枚の板がはまる溝を彫っていきます。墨をつけて、丸鋸で細かに刃を入れてノミでさらえます。中枠のないルーバーを私が先行して作業を進め、他の2人に示します。溝の深さを15mmとしていますが、10mmでもよかったですね。

2人でこつこつ墨をつけ、ノミで彫っています。丸鋸をつかったほうがいいよと言ってるのですが。

私のルーバーはほぼ1日で加工を終え、枠にバラ板を打って広がるのを抑え、端を落としたルーバー板をはめ込みます。写真は内海君に入れ方を教えているところ。

最初すべてノミで彫っていた柴山君も途中から丸鋸を使うようになりました。角度定規があまり頑丈に出来ていなくて、わずかに曲がって狂いが出るので、板で定規をこしらえて対応していました。治具をつくるとはなかなかやりますね。写真は両側に板がはまる中枠の加工をしているところ。

 

丁寧な仕事をしてくれる柴山君、手も早く、2日で組み上がりました。なかなかの出来です。

内海君、3日で組み上がりました。あわてず、もうちょっと丁寧に、木の特性を見ながら仕事してくれるといいのですが、盆に千葉の家に帰り、就職活動するというので、じっくり構えて作業出来なかったようですね。私も下手なので言えたものではないけれども、きちんとした仕事をしっかりやってみることがとても大事です。

大工の岡本さんに塗装してもらいました。この建物の外部の木材の塗装と同じくキシラデコールの安らぎという塗料です。

めでたく窓に取り付けられました。重いので、3分のコーチボルト6本で留めています。

ルーバーが取り付けられて、やっと足場を取り外すことができます。これは足場を解体してからの写真です。ルーバーは外からはこんな感じに見えています。

次は階段ですね。頑張りましょう!

(さの)