島原の町家改修工事−8 床板 埋木 建具 2月中の作業

S:2月中は忙しくてブログにアップしていられなかったね。

 

N:埋木、初めてやりました。

S:うん、初めてにしてはうまくできた。逆側の柱はあまりにひどいので、栂の薄板を貼ることにしよう。

 

S:Tsurutaくん、戸袋にはまっているガラス戸を修繕頼みます。

T:はい。ボロボロになっている枠はどうしますか?

S:腐っているところを新材で継ごう。このゆらゆらガラスは高価なので、割らないようにしなくてはね。ほぞは2枚でやってみる?

T:2枚でやってみます。腰板は棟梁が用意してくれた板をはめればいいですね。

S:お、早くもできている。これで一安心だね。お疲れさま。

S:床板はYamaguchi君が一人でほぼすべてを張ってくれました。2室いっぺんに張れば簡単なものを、間の無目敷居を残して張るために難しいことになったね。

Y:逆から張ることになりましたが、張板の枚数を合わせてやればいいのですよね。その方がしっかり釘が打てますし。

S:あちこち苦労して張ってもらいました。初めての経験にしてはとても綺麗に張れたと思います。

T+Y:Nishimoriが放ったままの柱の化粧板張りもしておきました。

S:後期試験と補習の2月はこんな風に終わりました。もう少しで完成です。あとは土壁と照明器具、エアコンの取り付けだね。君たちのおかげでなんとかここまで来れた。ありがとう。