竹林小屋−15 床下の束を入れる 1月23日

今年の京都はなぜか暖かく雪が降りません。暖かいのは嬉しいけれども、ちょっと心配ですね。

学生たちの竹林小屋建設もこれから造作仕事の段階に。

20日月曜日は後回しになっていた床束の基礎をこしらえました。上の写真では、こちら側の窓に出窓の仕口を掘っているのと、床下で穴を掘って栗石を叩き詰めているのとが見えていますね。この日、なんとかコンクリートを打って基礎までできました。

 

23日木曜日は朝からやや強い雨。床束の仕事ができない可能性も。作業場で天井板をこしらえました。野地板にプレーナー掛けして、一部に重なりを削り、カンナで仕上げます。みんなそこそこ使えるようになりました。

 

床束の仕事ができそうなので、床下に潜ってそれぞれ束を仕込む作業に。真ん中だけホゾ穴がなかったので、写真のように寝そべって穴を開けてもらってます。切りくずが目や口に入ってそれはそれはたいへんです。よくやってくれました。

雨も上がってみんないい感じに作業してますね。軒のひさしも板までできました。あとは目板と水切りをつけます。

 

ようやく束が立ちました。いい感じです。次に浮かしてある石の下にモルタルを詰め込みましょう。今日はここまで。おつかれさま。(さの)