茶園小屋建設−26 ずっと土壁塗り 12月24日〜1月18日

宇治の現場ではもうず〜っと土をこねて塗るという作業を続けています。まだまだしばらく続きます。

これは2020年最後の作業日の風景。その日その日の朝のミーテイングで2種類の土とすさを捏ねる担当。運ぶ者、そして塗る者を決めています。

 

この日は南北の妻面の荒壁塗りをしました。結構風が冷たいです。

嬉しそうですね。実際、壁塗りは楽しいです。学生たちもだんだん上手くなってきています。

 

年末と正月休みに私だけで塗りに来ました。みんなでワイワイやるのも楽しいですが、一人でのんびり壁塗りもいいものです。学生たちが練ってくれたので、それを塗るだけでいいので助かります。

 

南妻面の裏返し塗りができたところと、1月7日は北面の裏返し塗りをしています。めちゃくちゃ冷えて寒い日でした。

1月14日はフランスから来たNichola君が壁塗り体験。初めてとは思えないほど上手で驚きました。パリの伝統家具デザインと建築を学んだとか。日本の伝統の建築に興味があって来ているそうですが、日本語も素晴らしく上手いです。

1月18日は西面の大壁を一気に仕上げ塗りです。ここはみんなで採って来た粘土だけで塗っています。いい具合に細かなクラックが入ってくれますように。

Kaito 君が下地窓をとても丁寧に仕上げてくれています。

室内側から見るとこんな感じです。真剣な表情がいいですね。

1月末に予定していた焼き板作りのイベントと2月半ばに予定していた土間の三和土体験イベントがコロナ緊急事態宣言が出たために中止とせざるを得ませんでした。とても残念です。学生君たちとコツコツやっていきましょう。(さの)